築16年と、まだ老朽化が少ないこの物件。既存の建材をできるだけ活かして、コストを抑えたリノベーション。リフォームでどのように変わるのかご覧ください。
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縁なし正方形の畳(目積畳)を、編み目が交互になるように敷いてモダンな空間にしました。壁紙・フスマを若草色と白のツートンカラーで貼り分けて、和室の印象を爽やかに。
カーペットだったリビングダイニング・居室・廊下はフローリング(朝日ウッドテック・防音フロア)を張りました。
リビングの一面に素材感のあるダークブラウンのクロスを張り、部屋のアクセントに。壁際に配されたスポットライトが光の陰影を創り出すように工夫しています。
クッションフロアだった床は、硬質タイルとシルバーの目地棒で施して高級感のあるキッチンスペースへ。
キッチンカウンターはクリアー塗装をすることで、美しいツヤがでました。硬い塗装膜なので、食器を置いても大丈夫。
コンロと水栓は新規に交換しましたが、キッチン台は既存のものをそのまま活かすことで、コストを抑えています。キッチン扉はダイノックシート(※)を張ることで、リアルな質感の木目柄へと変身しました。
(※)ダイノックシートとは |
交換した下足入れは、パナソニック電工のリビエ。
建具は既存のままですが、床とクロスを張り替えることで新築のように美しく明るくなりました。気になる建具や床の傷は、リペアで補修しています。
洗面ルーム・トイレも、キッチンと同様にクッションフロアから硬質タイルに変更しています。老朽化が少なかった洗面台・お風呂も既存を使用し、水栓のみを変えました。最後にハウスクリーニングをすることで長年の汚れも落ちて家中ピカピカです。